「12人の職員会議」タイトルから分かると思いますが本作には不朽の名作「12人の怒れる男」へのオマージュが込められています。 舞台は法廷から「私立櫻乃森学園」へ、登場人物は陪審員から学校関係者になっています。 数か月後に卒業式を控えたある日、学園で起きた事件の処分を決める職員会議が開かれます。 犯人と目されたのは「次に問題を起こしたら退学」を言い渡されている札付きの不良で状況から間違いないと思われました。 当初すぐに結論が出ると思われた会議は、しかし一人の異論を発端に思わぬ方向に進み始めます。 信念をもって語る者、思い込みで走る者、熟考する者、他人の意見に右往左往する者、意図をもって進める者、議論をミスリードする者･･･ 迷走する職員会議の結末はどこへ？？？ 私は学校として正しい方向へと会議を仕切るべく奮闘する教頭先生を演じます。 「12人の怒れる男」とはまた違った「12人の職員会議」の結末をぜひ見に来てくださいね！